よくある”なんとなく起業したい”はおかしいよねって話
就活生と話をしててよくいるタイプ(社会人になってからでもかなりいるけど・・・)
「将来起業したいす・社長になりたいっす!!」
とか
「起業するために○○にいきます!!」
っていう学生
(僕もこんな感じの学生だったので、数年前の僕に伝えたい内容でもある笑)
目標が大きいので、(口だけじゃなければ)自然と何かしらの行動がともなってるし、
意識高いし、行動派だし、熱量高いから嫌いじゃない。
でもちょっと待ってほしい。
”起業したい”が最終目標にはなってるのは、冷静におかしいんじゃないか?
そんな目標を持ってる学生の話を聞くと2パターンに分かれる。
①「○○ってサービス考えてて! これはこういうサービス・目的で! ターゲットはこんな感じで!・・・」
ここまで具体的に考えられてるタイプの学生は肌感2割もいないんじゃないかな・・・
足元何がやりたいかが見えてる分、
学生のうちは損益考えず、好きなこと、考えてるアイディアを好きなだけ、形にしてみよ
学生なんだからリスクなんてほとんどないじゃん
案外簡単にマネタイズってできるもんさ
大人だってきっと味方になってくれると思う
僕だってそんな学生と絡む機会があったら超ディスカッションしたいもん
もちろんこのタイプの学生も考えてほしいコトではある
でも最も伝えたいのは次のタイプ
②「いや、まだやりたいこと見つかってないんですよ~」「漠然とは決まってるんですけど・・・」
このパターンの学生は特に考えてほしい
本題どおり、何がやりたいか決まってないのに、とりあえず起業したい。
それって”順番”が違うんじゃないか??
ってこと。
僕が思うに社長・創業者ってただの役職でしかない。
ただ、彼らが共通して持ってるものは、
自分の中のアツい想いだけ。
それを形にすることで、世界ってこう変わるよね!
もっとよくなるよね!って純粋に、子供みたいに語ることができる
そんな想いが形になった、プロダクト、サービスをユーザーに使ってもらうことで
人々が笑顔になってほしい!って
世界もっとよくなってほしい!って
ただそれだけだと思う。
で、
それをかなえる場所が世の中にないから、
または自分がやる意義があるから
起業っていう選択をとるんじゃないかなって僕は思う。
それが実現できるフィールドが目の前にあったらそんなリスクとる必要がないじゃん?
自分がやりたくて、社会が求めてて、それをやるフィールドがなかった時初めて起業って選択になるんだと思う。
じゃなかったら多分②の人たちのほとんどは、リスクに怖気付いてやらないもん。
だからまず、
アツい想いをもって、命賭けて取り組めること
夢中になることを本気で考えることが第一歩。